囲炉裏の歴史

囲炉裏
とは

囲炉裏とは、室内の床面を四角く切って設けられた炉のこと

囲炉裏とは、正方形あるいは長方形に床面を掘り下げ、灰を入れた中で炭や薪を燃やし、暖炉や炊事として使用します。
家族が暖を取ったり、食を囲んだり、家族のコミュニケーションの場所としても古くから使用されていました。

囲炉裏の楽しみ方

暖を取ったり、料理をしたり、
自由なコミュニケーションの場

■ 暖を取る
囲炉裏の主な楽しみ方として、部屋全体を暖める効果があります。
やはり、火を眺めて暖を取るという憧れは、捨てきれないところではあります。囲炉裏の火を眺めている時間がかけがえのない時間になります。

■料理
薪で鍋を煮たり、炭火で色々な食材を焼いたり、囲炉裏には幅の広い料理をすることができます。また最近では、ホーロー鍋やストウブ鍋でチーズフォンデュをしたり、囲炉裏料理も進化をしています。
炭火でじっくり火を通しながら、料理を楽しむことができます。

縁側の歴史

縁側
とは

縁側は、日本古来の日本家屋にある、家の建物の縁部分に張り出して設けられた板敷き状の通路です。
簡単に表現すると、和室に入る前室のようなもの。和室という居室に対しての緩衝地帯でした。建物の中と外の境目に存在する、ゆとりのスペースとも言い換えられるでしょう。

縁側の楽しみ方

■サンルーム
縁側がつくる空間は、1年を通して部屋を快適な温度に保ち、省エネに大いに役立ちます。特に夏場は直射日光を遮り、室内温度が上がるのを防ぐので、冷房費の節約になります。また、冬場は冷気を遮りつつ、暖かな日だまりができるためサンルームのような役割を果たします。

■家族が集まるスペース
縁側は天気のよい日は軒先で日なたぼっこをしたり、庭の景色を眺めながらお茶を楽しんだりなど、日本では古くから団らんや憩いの場として親しまれています。また、縁側と庭を使ってバーベキューや焼き芋をしたり、猫や犬などのペットと触れ合ったり、気分転換にからだを動かしたり、子どもにとっては格好の遊び場になります。縁側は庭を眺めるのにちょうどいい場所であり、風を感じて四季を楽しむのにぴったりなスペースです。

■来客・接客スペース
玄関付近に縁側がある住まいの場合には、ベンチのように座って会話をしたり、来客スペースとして近所の人たちとの気軽なコミュニケーションスペースとして大活躍します。

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