明るい粋な侘びの世界を楽しむ浴室。
横浜市金沢区 住宅地に建築した離れ家。
母屋の隣に建築された和風の離れ家の浴室です。
設計・デザインのポイント
畳を床に敷いた脱衣場から、木製の引き戸を開けると、まず、大きな2つの窓から陽の光が…
「侘び」というと薄暗いイメージがつきまといますが、
「侘び」というと薄暗いイメージがつきまといますが、
それとは程遠い明るく軽やかな空間がひろがっています。
高級温泉旅館の浴室にも負けない仕上がりになりました。
浴室の仕上げ材は「天然の十和田石」と「ヒバ材」を贅沢に使っています。
樹脂等の化学製品は一切使用していません。
浴槽、床、腰壁は天然の十和田石
壁、天井は、天然のヒバ材
引き戸も、天然ヒバ材で造りました。
窓の枠も下枠に十和田石を使用し木材の傷みを考慮しています。
浴室の広さが1・5坪程あり、寒さ対策・ヒートショック対策のため、
200Vの電気式暖房換気扇を天井に設置しました。
「粋な侘び」の空間が、日常の浴室空間として毎日楽しめます。
浴室の構造は、ユニットバスと同じです。
防水パンが内蔵して、壁・天井も躯体と分離しています。
漏水の危険性がなく、躯体を傷めることもありません。
水栓等の裏側の接続部分や浴槽の追い焚き金具の接続部を内部から
メンテナンスができるように点検口も設けております。